saya kutip dari buku "REIKAI GAKUSHUU KANJI"
漢字の起こり
1.今の漢字ができるまで
漢字は、三千五百年以上もの昔、中国で作られました。
初めは、ものの形を写し取った絵文字から出発して、だんだん簡単に書かれるようになり、最後に、今のような文字になったのです。
A.甲骨文字(こうこつもじ)
今発見されている漢字の中で、一番古い漢字です。中国の殷の時代(紀元前十四。。。紀元前十一世紀ごろ)に使われました。この時代には、生活に必要な事柄を、そのたびごとに神に伺いをたてて決めていました。
その占いは、カメの甲羅や、けものの骨に小さな穴をあけ、やけ火箸を押し当てて、できたひび割れの形を見て行われました。占い師が占いに現れた事柄を、鋭いナイフで骨に刻みつけておいたものが、三千五百年もたって、中国で発見されました。
B.金文(きんぶん)
甲骨文字に次ぐ古い漢字です。
殷の末から、周の時代(紀元前十一世紀。。紀元前七世紀)にかけて作られた青銅器に刻まれた文字です。
C.テンブン
秦の始皇帝が中国を統一したとき(紀元前三世紀)に、国内各地の漢字がまちまちではこまれるというので決めたものです。
のちの漢の時代(紀元前三世紀。。紀元三世紀)に、この文字をもっと直線的にした(れい書)が作られました。
D.楷書
今の漢字です。(れい書)をもっと簡単にしたものです。これが一般に使われるようになったのは、紀元世紀ごろよりもあとだろうといわれています。